Fallout4のパフォーマンスを改善する

Performance optimization guide – mod list and tweaksは、パフォーマンス改善のためのMODやini設定、NVIDIA設定、インストール手順などがまとめられたもの。

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ここには上記ガイドを参考に、当環境で導入中のMODや設定を
メモとして残していきます。

目次

ini設定

ini設定を変更する前に、まずFallout4本体を起動しておく必要があります。
また、ini最適化補助ツールであるBethINIを使用する場合には、それも導入・実行しておきます。

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BethINIの導入方法は、Fallout4 Mod データベースで確認!

Fallout4.ini / Fallout4Custom.ini

デカール

[Decals]
bDecals=1
bSkinnedDecals=1
uMaxSkinDecalPerActor=5
uMaxSkinDecals=10

※パフォーマンス優先でデカールを完全無効にするなら、すべての数値を0にする。

レンダリング設定

[Display]
bDynamicObjectQueryManager=1 
bMultiThreadedRendering=1 
bMultiThreadedAccumulation=1 
bMultiThreadedRenderingUNP=1

アンビエント オクルージョン(SAO)設定

[Display]
fSAOBias=0.6
fSAORadius=108.2
fSAOIntensity=7.1

垂直同期(VSync)

[Display]
iPresentInterval=1

0:垂直同期を無効にする
1:垂直同期を有効にする
2:Adaptive VSync
3:Quick VSync

Adaptive VSyncって?

フレームレートがモニターのリフレッシュレートに満たない場合、垂直同期を一旦オフにしてできるだけ最大のフレームレートを維持するNVIDIAの機能。

Quick VSyncって?

リフレッシュレート以上の描画をしつつ、実際のリフレッシュレートに合わせてフレームを削る機能。(?)

※ここでVSyncを0:無効にして、High FPS Physics FixやEBNLocal.ini、またはGPUコントロールパネルで垂直同期をオンにすると尚良いらしい。

TAA設定

[Display]
fTAAHighFreq=0.7
fTAALowFreq=0.5
fTAAPostOverlay=0.3
fTAAPostSharpen=0.3
fTAASharpen=1.3

視野

[Display]
fDefaultWorldFOV=70

※FOV を増やすとパフォーマンスに影響する。

影の動き

[Display]
fSunShadowUpdateTime=0
fSunUpdateThreshold=0

スプリントバグ

[Gameplay]
fPlayerDisableSprintingLoadingCellDistance=0

※セルがロードされていない場合、プレーヤーのスプリントが妨げられるため、無効にすることを推奨。

PreCreated SCOL, PreCulled Objects, Combined Objects

[General]
bUseCombinedObjects=0
bUsePreCreatedSCOL=1
bPreCulledObjectsEnabled=1

※他のMODで無効にする必要がある場合などには、パフォーマンスに負荷がかかる可能性がある。

テクスチャの最適化

[General]
bForceUpdateDiffuseOnly=0
iTextureUpgradeDistance1=7500
iTextureUpgradeDistance0=5000
iTextureDegradeDistance1=7500
iTextureDegradeDistance0=5000
fFlickeringLightDistance=1024

※デフォルトのままでも◎
※iTexture~の4つのコマンドの数値を増やすとパフォーマンスに影響を与える可能性がある。

CPUの調整

[General]
iNumHWThreads=6

※自PCのCPUコア数。

UGridsとセルバッファ

[General]
uGridsToLoad=5
uExterior Cell Buffer=36

※デフォルトの負荷距離設定。
※値を大きくすると、オブジェクトがより遠くからロードされるため、パフォーマンスが低下する。
プレイスルー時は、デフォルト値を変更しないこと!
uGridsToLoad を9より大きく設定しないこと!
  →9より大きくすると、ゲームがクラッシュする可能性がある。

草の設定

芝生の距離と密度。減らすとパフォーマンスが向上する。

[Grass]
iMinGrassSize=75
fGrassFadeRange=6000
iMaxGrassTypesPerTexure=15

※iMinGrassSizeの値を大きくするとFPSが向上する。
  →バグを防ぐため、数値は20~90間で調整。
※独自のINIファイルが付属している草関連のMODは、上記の設定をオーバーライドする。

ブラー(ぼかし)設定

[ImageSpace]
bDoRadialBlur=0

水質

[Water]
bReflectLODObjects=0
bReflectLODLand=0
bReflectSky=0
bReflectLODTrees=0

Fallout4Prefs.ini

デカール

[Decals]
uMaxDecals=1000

※パフォーマンスを優先する場合は0に設定する。

解像度の変更

画面解像度を下げると、パフォーマンスが大幅に向上する可能性がある。

[Display]
iSize H=1080
iSize W=1920

画面のアスペクト比を必ず維持すること。

垂直同期(VSync)

[Display]
iPresentInterval=1

アンチエイリアシング

テクスチャの滑らかさ。
 →スムーズであるべき部分に起こる階段状のライン、ジャギーを少なくする。

[Display]
sAntiAliasing=TAA

※スぺック不足のPCでもTAA推奨。

異方性

サンプルが多いほど画質は向上するが、パフォーマンスは多少低下する。
サンプル数を減らしてフレームレートを向上させる機能。

[Display]
iMaxAnisotropy=16

※GPUが異方性を使用することでより優れた品質とパフォーマンスを提供できるようになるため、FO4のini設定でこの項目を0に設定し、GPUのコントロールパネルでサンプル数を設定すると尚良いらしい。

メッシュの詳細が消える距離

[Display]
fMeshLODLevel2FadeTreeDistance=2048.0000
fMeshLODLevel1FadeTreeDistance=2844.0000
fMeshLODLevel2FadeDist=999999.0000
fMeshLODLevel1FadeDist=999999.0000

※数値を設定してみて、期待した結果が出るかどうかテストする必要がある。
※さらにパフォーマンスを向上させるには、上記の値を0に設定する。

影の解像度

値を下げるとパフォーマンスが向上する。

[Display]
iShadowMapResolution=4096

2048以上に設定することは非推奨。
  →1024辺りが、ローエンドおよびミッドエンドPCの品質とパフォーマンスとの妥協点らしい。
※緑化MOD(特に木をたくさん追加したり、サイズを大きくしたりするもの)を使うときは、影の解像度を下げると◎

  →各緑化MOD にはそのためのiniファイルが付属している場合があり、その場合はゲームの設定が上書きされる。

影の距離

影の距離を短くすると、パフォーマンスが大幅に向上する可能性がある。

[Display]
fDirShadowDistance=30000.0000
fShadowDistance=30000.0000

※ローエンドおよびミッドエンドのPCには2500くらいを推奨。
※ハイエンドマシンでも5000を超えることはない。

影の品質の遷移距離

低品質の影と高品質の影との間の遷移距離を制御する。
パフォーマンスへの影響は最小限に抑える必要がある。

[Display]
fBlendSplitDirShadow=48.0000

※値は96推奨とのこと。

NPCの光源が影を投影できるかどうか

無効にすると、FPSが向上する。

[Display]
bAllowShadowcasterNPCLights=0

その他の影の設定

影の数や品質、密度についての設定項目。
※見た目ほどパフォーマンスに影響しない。

[Display]
uiOrthoShadowFilter=3
uiShadowFilter=3
iDirShadowSplits=3
bSinglePassDirShadow=1
iMaxFocusShadowsDialogue=4
iMaxFocusShadows=4

※FPSを高めるためにすべての項目を0に設定することもできるが、上記のように最大の値に設定してもパフォーマンスが低下することはない。

アンビエント オクルージョン(SAO)

パフォーマンスにそれほど負荷はかからないが、無効にするとFPSがさらに向上する。

[Display]
bSAOEnable=0

※このエフェクトはReshadeまたはENBに置き換えることができる。

テクスチャ表面の濡れ効果

無効にするとパフォーマンスが向上する。

[Display]
bEnableWetnessMaterials=1

※有効にする場合は、Wetnes Shader Fixの導入を推奨。

ゴットレイ

[Display]
bVolumetricLightingEnable=1

※有効にする場合は、Autoexecの設定を確認すること。

デカール

[Display]
iMaxSkinDecalsPerFrame=25
iMaxDecalsPerFrame=100

草の表示される距離

表示距離を短くするとパフォーマンスが向上する。

[Grass]
fGrassStartFadeDistance=7000.0000
fGrassMaxStartFadeDistance=6144.0000
fGrassMinStartFadeDistance=0.0000

特殊効果

特殊効果を無効にすると、低GPUでのパフォーマンスが大幅に向上する。

[Imagespace]
①bDoDepthOfField=1
②bScreenSpaceBokeh=1
③bMBEnable=1
④bLensFlare=1

①アイアンサイトの画面がぼやけてバグが発生する可能性がある。
②FO4 ではレンズの見た目が悪いため、無効推奨とのこと。
③回転時のモーションブラー
④DoFの品質が向上するが、FPSが低下する。

※上記のエフェクトをENBまたはReshadeで置き換える場合は、無効にすることを推奨。

LOD

アクター、オブジェクト、空、アイテムの可視距離。
減らすとフレームレートが大幅に向上する。

[LOD]
fLODFadeOutMultSkyCell=1.0000
fLODFadeOutMultObjects=30.0000
fLODFadeOutMultItems=10.0000
fLODFadeOutMultActors=15.0000

NVFlex

[NVFlex]
bNVFlexEnable=0
bNVFlexInstanceDebris=1
bNVFlexDrawDebris=1

HBAO

[NVHBAO]
fBackgroundAOViewDepth=750.0000
bBackgroundAOEnable=1
fDepthThresholdSharpness=100.0000
fDepthThresholdMaxViewDepth=500.0000
bDepthThresholdEnable=0
iDepthClampModeEnum=0
fCoarseAO=1.0000
fDetailAO=0.6500
fBlurSharpnessProfileBackgroundViewDepth=1.0000
fBlurSharpnessProfileForegroundViewDepth=0.0000
fBlurSharpnessProfileForegroundSharpnessScale=4.0000
bBlurSharpnessProfileEnable=0
fBlurSharpness=16.0000
iBlurRadiusEnum=1
bBlurEnable=1
fPowerExponent=2.5000
fBias=0.1000
fRadius=0.6500
bEnable=0

パーティクルの量

値を下げるとFPSが向上する可能性がある。

[Particles]
iMaxDesired=750

※一部のMODでは上記の設定を増やす必要があるが、パーティクルの数をあまりにも増やすと、フレームレートに深刻な影響を及ぼすため注意。

地形レベルの距離

[TerrainManager]
fTreeLoadDistance=75000.0000
fBlockMaximumDistance=250000.0000
fBlockLevel2Distance=40000.0000
fBlockLevel1Distance=20000.0000
fBlockLevel0Distance=12000.0000
fSplitDistanceMult=1.5000
bShowLODInEditor=0

水の効果と水質

[Water]
bUseWaterDisplacements=1
bUseWaterRefractions=1
bUseWaterReflections=1
bUseWaterDepth=1

パフォーマンス改善のためのMOD

Address Library for F4SE Plugins

F4SE対応MODに対して、ゲーム本体のバージョンに依存したIDアドレスの情報を提供するライブラリ。

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おわりに

ここでは、あくまで私がプレイする環境下での設定を掲載しています。
同じ設定にして不具合やバグが起きた場合でも責任は取れません。

一つずつ設定を変えてみて、それぞれの環境に最適な設定を探してみてね!

元の記事をよく読んで、快適な連邦での生活を

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